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泥棒の侵入手口で最も多いのが、ガラス破りです。1階の窓だけでなく、2階や3階も配管や雨どいを伝って登ったり、電柱や樹木、物置などを足場にして乗り移る場合があります。
部屋の窓だけでなく、トイレや風呂場の高い所にある窓も狙われます。
泥棒は、思いもよらない場所から侵入してくるものなのです。
侵入を未然に防ぐために、防犯ガラス、防犯クレセント、防犯カメラ、防犯センサーなどの設置をお勧めします。
窓からの侵入対策として、最も確実な防犯グッズは「防犯ガラス」です。
特徴は“破りにくさ”“貫通しにくさ”です。絶対に割れないという訳ではありません。防犯ガラスは「割れない」ガラスではなく「貫通されない」ガラスです。
普通のガラスなら金槌で一回叩けばもう割れてしまいます。ですが、防犯ガラスの場合は大の大人が10分間近く力いっぱい叩き続けてもガラスを貫通する事ができません。
防犯ガラスよりももう少し手軽な対策として「防犯クレセント」があります。
防犯クレセントには鍵穴があるタイプとダイヤル錠タイプがあります。
既設のクレセントと交換すれば、ガラスを破られても、手でクレセントが開けられません。ガラスアラームと併用すると更に効果が期待できます。
防犯グッズとして最近注目を集めているのが「防犯カメラ」です。一昔前まではとても高価でしたが、今やすっかり低価格化が進み、一般のご家庭でも気軽に防犯対策のひとつとして導入できるようになっています。
防犯カメラは犯罪抑止効果が高く、取り付けるだけでもかなりの効果があります。
赤外線センサーが熱の動作を感知して、人が近づくと自動的にライトを点灯します。侵入者に対する威嚇と、家人にとっての補助照明、一石二鳥のライトです。設定した時間を過ぎると自動的に消灯します。